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OZEKI KEISUKE


学生から社会人へ、

親元から一人暮らしへ、

岐阜から東京へ。







いろんな変化が起きた2020年春でした。

学生から社会人へ、親元から一人暮らしへ、岐阜から東京へ。車で1時間で行けた好きなカレー屋さんには、電車で3時間半はかかるみたいです。

新入社員研修も、マンションからzoomで参加。便利な反面、同期とはほとんど顔を合わせることなく、それぞれの勤務地へと配属になりました。「こういうの、なんとなくだけどさみしいよなぁ」という同期の言葉も、twitterのタイムラインを眺めている気分でPCの画面越しに聞きました。


私の好きな村上春樹さんの『スプートニクの恋人』に、「理解というものは、つねに誤解の総体に過ぎない」という言葉があります。私たちは日々他人と関わりあいながら生きていますが、結局のところ他人の全てを理解するのは難しく、自分のことを完全に理解してくれる他人も、なかなかいないと思います。だからこそ、自分のことを過不足なく理解して、大切にできるのは自分だけだとも思います。そして、他人のことを理解できていると過信しないこと(もちろん理解したいと思う気持ちは大切ですが)。こんな状況だからこそ、個々人が自分を大切にし、自身を大切にしている他者を尊重することが、みんなが自分らしく「I AM JSUT ME.」でいられるための秘訣だと信じています。

あ、最近の自炊はもっぱらスパイスカレーばかりです。他人のことを100%は理解することはできなくても、好きな人たちの好きな部分は自分の鞄にもしまって暮らしたいですね。


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